今朝。
通勤地下鉄を降りて、いくつかある出口の
会社から一番近い出口を抜ける途中。
地上に出るための階段を登る手前で
「キュルキュル、シャカシャカ」
という耳慣れない音が聞こえた。
通勤途中の誰かの耳のイヤホンから音楽の音が漏れているような、
でも違うような
妙な音だった。
キョロキョロと周りを見回すも、
携帯はいじれど音楽を聴きながら歩いている人間は皆無だった。
(なんの音だろう・・・)
と、不審に思いながらも階段を登りきると
数歩目の前に羽根を怪我しているのか、
うまく飛べないスズメくらいの小さな鳥がジタバタとして
必死に飛ぼうとしていた。
刹那
弱っているところを見つけ狙ったのか
その鳥に怪我を負わせた張本人なのか
グワァ、と声を口の中に含ませた様に低く鳴くカラスが
その鳥をめがけて飛んできた。
小鳥は間一髪でカラスをかわし
バタバタ、と
ワシの頭上を飛び越える
も、
また、ふらりと
ぼとりと落ちるように
地面に着地してしまった。
(ろっくおんざりとるばーど!)
カラスの目にはその小鳥しか映っていないのか
ワシにぶつかってくるように
ワシの真後ろに着地した小鳥をめがけ飛んできた。
本当に全部が一瞬の出来事
小鳥はもがきながらも
カラスの口に銜えられ・・・・
食べられてしまった
血と肉の詰まった生きたままのものが
じたばたともがきながら
自分よりも大きな
逃れようのない罠に挟まれ押しつぶされる瞬間。
ジュッ、というような
グギュ、というような
胸が痛くなるような最期の声をワシは聞いてしまった。
しかしこんなものは小さなころから見慣れている。
家で飼ってたネコだってスズメやヤモリをくわえてきた。
道路で死んでいるネズミやネコにカラスが群がっているのも何度か見た。
身近にある絵に描いたような弱肉強食。
生きているものをいただかなければ未来はない。
周りの男性サラリーマンたちも無言にその光景を見ていたが
きっと「かわいそうに」と思いつつも
ワシと同じ気持ちだったのだと思う。
だが、
その自然界の光景をぶち壊す、頭の悪そうなOLらしい女の大声
「キャー!なにッ!かわいそ~」
「てかキモッ!!!!」
片や今日を明日を生きるために腹を空かせてやっと獲物にありつけたカラス
片や
あんましお腹すいてないけどぉ~何か超口がさみしぃ~てゆ~かぁ~スイ~ツいっとく?いっとく?でも太っちゃうかもぉ~ど~しよ~ま、いっか☆甘いものは別腹だしぃ♪
な人間
キモイのはどっちだよ(ぼそり)
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